懐かしのアイテム、昔、むか〜しの必需品が蘇った日!
こレ、何だかわかりますか?
印画紙に写真を焼着付けたあとに
洗浄して、乾かすためのアイテムです
白黒写真をプリントする時の必需品でした
以前はこんな針金が2〜3本、作業場にはツル下がっていたんです
白黒写真を焼かなくなって
暗室を機材棚に作り替えた時に
この針金も片づけました
でもアルミの洗濯バサミと、針金のごく短いものをとっておき
作業場のコピー機の上に吊るして
メモなどを貼っておくように再利用していました
ところがある方から
昔のアルバムのページが、台紙ごとくっついてしまって
写真を見ることができなくなってしまったというSOS
中身はほとんどが白黒写真ということでした
手焼きされていた時代の写真なので
原因はいろいろ考えられますが
とにかく水に浸けて置いて
ゆっくり台紙を剥がしてみることにしました
1週間ほど毎日水を取り替えながら様子を見て
剥がせるようになるのを待ちました
台紙同士が剥がれるようになった頃には
のりで貼った白黒写真も台紙から剥がれていました
綺麗に洗って乾かしている図がこの写真なんです
中には貴重な写真がいっぱい
修復が難しい写真もありそうですが
とりあえず乾かしてみようと思います
こんなふうに
また天井から針金とアルミの洗濯バサミを吊るす日が来るなんて思いませんでした
今回は高い位置に吊るしてみたので
邪魔になることはなさそうです
しばらく昔の余韻に浸ることにします